「トラウマインフォームドケア」という言葉をご存じでしょうか。
今回のシンポジウムでは、子どもたちが安心して家庭や学校で過ごせるための「トラウマインフォームドケア」をテーマとしています。
あらかじめ、下記の動画をご視聴頂けますとより理解 が深まるかと存じます。よろしくお願いいたします。
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テーマ「トラウマインフォームドケア
~子どもたちのトラウマを理解し、社会がどう変わるべきか~」座長:兵庫県医師会理事 林 伸樹
①提 言
兵庫県医師会元常任理事 大森 英夫
②「いじめ・虐待に遭ってきた子どもたち」
兵庫県立尼崎総合医療センター小児科長 毎原 敏郎 氏
③「子どもへの性暴力 ~ワンストップ支援センターの立場から~」
NPO法人性暴力被害者支援センター・ひょうご理事
兵庫県立尼崎総合医療センター産婦人科部長 田口 奈緒 氏④「トラウマインフォームドな子どもへの対応」
武庫川女子大学心理・社会福祉学部社会福祉学科 准教授 大岡 由佳 氏
⑤ディスカッション
⑥総 括
兵庫県医師会元常任理事 大森 英夫
このリーフレットは、学校における子どものトラウマやその理解、対応をどのようにすべきかについてトラウマインフォームドケアの視点から作成されたものです。先生のセルフケアについても触れています。
無料でダウンロードができます(https://www.jtraumainformed-tic.com/leaflets)。
〔インターネット検索サーチで、“TICC リーフレット集” を入力し検索〕
- 現代を生きる子どもたちは、いじめや虐待、親のDV、性暴力などさまざまなトラウマにさらされています。トラウマとは心理的外傷体験、つまり「心のケガ」をさします。心にケガを負っても、身体のケガと同じく、多くの場合はゆっくりと治癒していきます。しかし周囲の人々がトラウマに対する知識や配慮がないとせっかく治りかけているキズを再度傷つけてしまうこともあります。
- 子どもたちの「心のケガ」に気づき、そっと手当てをする、安心できるつながりを取り戻す、それがトラウマインフォームドケアとよばれる考え方です。このシンポジウムでいっしょにトラウマインフォームドケアについて学んでみませんか。